【名称】新疆紅棗（シンジァンホォンザオ）
産地：新疆维吾尔自治区和田県
人気：★★★★★
分類：茶菓子
内容：天日干し棗（特大粒）
価格：2,200円／400g

【概要説明】
　「紅棗（ナツメ）」は、棗（なつめ）科の植物で、赤い色をしていて甘くてそのまま食べてもとても美味しいものです。中国ではその実を乾燥させたものが、薬効のある薬膳として古くから用いられ、栄養豊富なものとして知られております。
　茶縁の「新疆紅棗」は、特大粒と大粒の二種類があり、とても肉厚です。これは全て中国维吾尔自治区和田県の特産で、他の地方の棗と比べて、大きくて、甘くて、中国でも大変人気の高い棗です。茶請けとしてそのまま食べると、まるでフランスパンのような食感とも言われております。また、中国の結婚式では、「紅棗」が結婚祝いの席に欠かせない食品となっています。テーブルに紅棗と落花生をたくさん入れた皿を置く習慣があり、これは、日本の「めでたい」と同じく、「棗（早）生貴子」（早くお子さんが生まれますように！という寿ぎの言葉）というとても縁起の良い食品ともなります。
　「紅棗（ナツメ）」は、100gあたり287kcalで、その栄養成分として、食物繊維が豊富で、葉酸、パントテン酸、鉄分、カリウム、マグネシウム、ナイアシン、ビタミンＢ群などがあり、胃の働きを高め気血を補ってくれます。特に棗の中に含まれる葉酸は、胎児の成長にとって大切な栄養成分で、これの不足は先天的な障害を生む可能性があるとして、近年妊娠した女性に積極的な摂取が求められています。葉酸は火を通すとかなり無くなってしまうので、果物として生でも食べられますが、天日干しのナツメはありがたい食品となります。中国では昔から「紅棗（ナツメ）は、貧血の人や女性によい」と言われてきまして、ドライフルーツの中では「紅棗」の鉄分が割と多く、健康的な食品であることは確かです。